ソーラージャーナル『【2023年度FIT/FIP】「屋根設置区分」とは? 事業用太陽光の変更点を解説』

ソーラージャーナルでWEB記事『【2023年度FIT/FIP】「屋根設置区分」とは? 事業用太陽光の変更点を解説』を書かせていただきました。

これは、4月21日に開催された第25回PVビジネスセミナーでいただいたご質問を受けたものです。

新設の屋根設置区分 建物登記に必要な書類は?

2023年度のFIT/FIP制度に新しく設けられた「屋根設置区分」では、申請にあたって建物登記などの提出が求められます。

具体的にどのような書類が必要なのかについては、資源エネルギー庁のWEBサイト「なっとく!再生可能エネルギー」内の『FIT・FIP制度/認定手続関係 新規認定申請』に掲載されている『再生可能エネルギー発電事業計画における再生可能エネルギー発電設備の設置場所について』に記載があります。

具体的には、以下の3点です。

①建物の登記簿謄本、登記が完了していない場合は建築確認済証の写し及び売買契約書又は請負契約書の写し(①の建物の登記簿謄本、建築確認済証、売買契約書、請負契約書に記載される権利者と、申請者が異なる場合には以下②、③も必要。ただし、10kW 未満太陽光発電設備の場合は③は不要。)
②賃貸借契約書の写し、地上権設定契約書の写し等、①の建物の使用の権原を有すること又はこれを確実に取得することができることを証する書類(契約書は停止条件付でも可)
③契約当事者双方の印鑑証明

(出典:資源エネルギー庁『再生可能エネルギー発電事業計画における再生可能エネルギー発電設備の設置場所について』)

詳細は、資源エネルギー庁WEBサイトをご確認ください。

ソーラーカーポートは「屋根設置区分」

ソーラーカーポートについては、地上設置ではなく「屋根設置区分」での扱いとなります。自宅にソーラーカーポートを設置する場合も、前述の登記が必要になりますのでご注意ください。

また、そのほかの2023年度FIT/FIP制度のポイントについては、こちらの記事を合わせてご覧ください!

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